cocoron1025のブログ

心のリセット

幸せは、人それぞれ

前々職の後輩がたまたま私の会社の仕事を受けてて、社長なのに業務委託としてうちの会社に席を置く。先々週、たまたま会社にいて驚いた。w

 

ランチ行こうー。

 

連絡があり、昨日行ってきた。あんなにどん底からよく這い上がったと思う。去年は数千万単位で、今年は5億ほど稼いでいるのだそうだ。

前々職の時から、なぜだか人懐っこく、わたしを気にかけてくれていた。彼が大変な辞め方になる前も、子会社の役員だったが、いつどんな時も、知り合いとして、付き合ってもなんの得もない私に、よく連絡くれるな。て、思ってたけど、改めて、そう思った。

なんでかな?て、いつも思ってたけど、それがなんとなくわかった。

 

結婚してても、離婚した後も、幸せ。て、なんだろう?て、今でもわからないと思ってる。でも、いきてるだけで幸せ。本来は、そういうことなんじゃないか。という理解を頭ではしてる。だから、生きていることにプラスして、働けてる。とか、自分のやりたいことができてる。とか、好きな人がいる。とか、毎日楽しい。とか、実現できてるとするならば、それはとってもラッキーで、幸せすぎることなんだと思ったりする。

彼はこういった。

 

ありがとう。て、言えることが幸せ。

 

て、言った。

これがあれば、家族がたとえ、いなくなってしまったとしても、自分から何もなくなったとしても、幸せな気がする。と、彼は言う。

あー。それわかるな。て、思ったし、この人、強い人だな。て、思った。

なんだか、わたしはいつも、なんでもかんでも、ありがとう。て、感謝したくなってしまう。なんでそうなのか、自分でもわからないのだけど、そして、自分の中では、とっても自然なことなんだけど、なんかわかった気がした。そうか、ありがとう。て言えることが幸せだからか。誰かに、ありがとう。をいうことは、感謝の気持ちとともに、自分が同時に相手に幸せにしてもらってたのか。だとしたら、そういう気持ちになったときは、ますます相手に感謝すべきだと思った。

 

あと、仕事は楽しい。みんなが楽しい。と思えることしかしない。一緒に組むパートナーもそうだし、取引先の人もそうだし、全員がなんか楽しいことやろう!楽しい!て、思えることしかしない。て、言ってた。

 

え?!そんなに稼いでいる彼でもそうなんだ?!て、びっくりした。

あーー。それまたわかる!て、思った。最近の自分がまさにそうだから。チーム全員が心底楽しいと思える環境作り。組む相手は、なんか、楽しいことやりましょうよ!て、共感してくれる相手。とっても抽象的なんだけど、それこそが大事と思ってる。とくに、地方の課題を解決するのに、いくら大きな企業でも、意外と単体ではできることが少なく、チームを組んで一丸となって、解決に挑むことになる。そこで、数字だのお金だのの話になったとき、なんだか違くて、おかしなことになってしまう。それが楽しいことやろう!が、みんなのイシューだった案件は必ず成功する。最近それがわかってきた。

 

そして、先日、車椅子テニスの車内の同僚とはなした、集中力とルーティーンについてはなしたら。

 

なんでも、シンプルが一番なんですよね。

 

と、彼は言う。

そうなの!それも、わかるー。わたしも、Simple is Best.と言う言葉が好きで、だいたいごちゃってしたものて、なんだか上手くいかなくて、そういう時、いつもSimple is Best.て、唱えるようにしてる。家の中でも、いつも自分が必要とするものがすぐに、見つかるような、配置をしたり、お料理の途中の作業も、ものすごくそれを意識する。

 

まぁ。よくわからないけど、意外と価値観が似てるところがあるのかも。

株をしようかな。て、わたしが言うと、最後に言ってたのは、株じゃなくて、ビジネスをすればいい。

て、言われた。そうね。それは、そうかも、とてもわたしがマメに株が器用にできるとも思わないし。なんだか、やっぱりギャンブルの世界に近いと思った。

 

わたしを捨てた彼は、株をやってた。確かに、お金持ちになってる。株も一生の資産集めとして、一つの手段として、ありだと正直思った。

でも、ビジネスのほうが、なんだか、生きてる自分に挑戦して、稼いでる気がした。もしかして、株のほうが稼ぎ方としては、賢い。とっても賢い手段な気もするけど、上手く言えないけど、なんだか空想な世界と言うか、趣味の世界というか。これは、手段を何を選ぶか?の単純な話なんだけど、なにか自分の中の逃げ道。な気がした。

 

逃げ道。で思い出した。わたしを捨てた彼のことを、こう言った人がいた。

 

彼は、なんでも自分の逃げ道を必ず用意してる人だと思うよ。

 

その時は、その人が言っている意味があまりわからなかったけど、今なら、その人が言ってたこと、わかる気がする。ずっとわたしと付き合ってたときも、彼は逃げ道を横に置きながら、付き合ってたんだと思う。だから、彼のその覚悟がない心に不安を感じていたのかもしれない。逆に、わたしは、あなたと付き合うのに、こんなに覚悟を決めているのに。と、勝手に思ってしまってたのかもしれない。あるいは、そのギャップを認識できてなかったのかも。とも思うし、それが彼にとっては、苦しかったのかもしれない。

逃げる。て、簡単。

そこで終わるから。彼、ずっと人生そうしてきたんだな。て、はじめて思った。それって、ある意味、賢い。自分の手を汚さずに、有利な形で逃げる。それって、とっても賢い。今回の件もまさにそう。頭の悪いわたしには、そんなことすら思い浮かばない。いつも、正面から立ち向かって、なんとか解決したい。そう思ってしまうから。わたしなら、解決できるはず。て、ある意味うぬぼれているのかもしれない。上手くながら。そういうことを賢くやってのけることができたら、自分を傷つけることなく、楽しいだけで生きていけるのかも。生きる上では賢く、大切なことなのかもしれない。40歳になってはじめて知る。

ただ、それを知っても、自分がそれをするかどうかは、わからない。

してしまったら、大切な何かをわたしは、そこに、落としてしまう気がする。それがなに?と言われると、わからないけど。。。

 

まぁでも、やっぱり私は、バカかもな。とも思う。バカ正直もほどほどに。は、わたしのことかも💦

 

とにかく、まぁ。なんか、意外と身近に、すごい人が多い。真似できるところは、していきたいし、自分も頑張らねばである。

いろいろと、考えると、よくわからないけど、わたしを捨てた彼とわたしのすむ世界は、かなり違ったのかもしれない。同じ会社にいて、接点が同じ人だっているのに、育ってきた環境なのか、いまいる環境なのか、いや、そんなことが違っても、そんなの当たり前なんだけど、そういうんじゃなくて、なんだろ?同じ時代に生きていない気がする。不思議な感覚なんだけど。彼は、今まで出会ったことのない人だと、わたし自身、惹かれていたのだけど。それは、なんか生きてる次元なのかなんなのか、上手く言えないんだけど、はじめから、同じ場所にいなかったのかも。とも思った。そして、今まで聞き入れなかった周りの人の彼の話を総括すると、 彼のこと、知らなすぎたのかもしれない。とも思った。なぜなら、なんであんな最後に彼がしたのか。わたしの信じてた彼は、そんなことする人じゃないと思っていたから、違うよね?そんな酷いことする人じゃないよね?て、逃げるような人じゃないよね?て、思っていたんだけど。彼との関係を誰に話したわけでもないのだけど、彼についての話を自然に耳にすると、共通の言葉や評価が話されていたのを思い出した。そして、最近もそんな話を聞いた。そんな人でしょ。て、客観的にみんなが言ってたのをわたしが聞き入れてなかったのかもしれない。

わたしが信じてた彼は、わたしが尊敬してた彼は、悲しいけど、わたしの妄想だったのかも。

 

でも、逃げてもいいじゃない。とも思う。

彼がそのほうが楽しく幸せなら。

わたしの心も身体も犠牲になってボロボロでも、彼には届かないし、もし届いたとしても、彼はなんとも思わないだろう。

 

彼自身が、いま楽しく幸せだから。