終わらすのは簡単
この付き合いを終わらすのか終わらさないのかは、勇気の問題。
別れたい。
してないのに、ストーカー扱い。ストーカー規制法を突き出される。
奥さんにも言った。
これだけ三拍子揃ったら、もうわたしが、それを受け入れる勇気を持つのみ。
もうわたしの知ってる彼はいない。知らなかった彼がわたしを責めて全力で潰そうとする。
彼の選択は、最後は自分の存在の主張だった。そのためなら、なんでもする。それだけだ。
わたしも心が弱い。
でも、もしかして、彼はわたし以上に、心が弱いのかもしれない。
最後の最後まで、わたしの母親のような人だった。だからこそ、この人と心という絆を築くことが、わたしにとって大切と思っていたのかもしれない。
俺は、法律にのっとって、従ってるだけです。
彼の残した最後の言葉は、寂しかった。
そして、わたしの見てきた彼ではないのだ。と、今気がついた。
言葉では裏腹なことを言ってたことが多かった。素直になれない自分。
でも、やっぱりわたしは、彼をどこかで信じていて、今でも信じたいんだと思ってる。
でも、もう終わりなのかもしれない。彼の決断は、硬い。一生話すことはないだろう。一度も本音で私たちの関係について、結局話したことはなかった。
彼は、ハワイ。
奥さんとも仲直りしたようで、よかった。私がいなくても、一緒にいる人がいることは、羨ましい。一緒に乗り越えてくれる人がいることとは、とてもステキなことだけど、よくわからないのだけど、人は1人で乗り越えた時こそ、大成するのではないかと思う。そうじゃないと、また同じことを繰り返す。結局、自分で解決してないから。自分は変わっているようで、それは上澄みだけで、根本は変わっていないんだと思う。
だからなに?と、きっと彼はいいそうだが。
わたしへの未練や愛情は、1ミリもあの目からは感じなかった。そらが、悲しいけど、答え。
わたしがずっと信じようとなにをしようと、関係なく決断は下された。