天使
今日もお仕事、頑張ったよ!
て、言ったら、娘が、
頭かして。
て、言うから、差し出したら、
なでなでして、頑張ったね!
て、言ってくれた。なんて、優しいんだ。びっくりした。
帰りの自転車が、ものすごく寒くて、
寒いよーー!
て、わたしが叫んだら、
ママ。暑いよ。て言ってごらん。言うとね、暖かくなるよ。あーすごく、暑い。暑いよー。ほらほら。
て、娘が教えてくれた。 どっちがママなんだか、わからなくなる。わたしが1人で寂しがってるのを少し察しているのかもしれない。頑張ってるのを見ててくれてるんだと思う。こんなに優しい子は、きっとわたしの性格じゃないな。と、パパに感謝。いつでも、優しい人。
わたしは今何も持ち合わせていない。あなたのママでいることすら、いいのかわからない。してあげれることは、あるのかすら分からない。毎日、ボロボロになって、悲しんで苦しんで。
でも、逃げない。
今までだって、逃げたことは、一度もない。いま、言えるのは、それだけ。どうなるかなんて、わからない。不安になれば、気が遠くなるほど不安になる。でも、なる必要もない。そんな時があるのが人生だから。
もう少し時間がかかるかもだけど、暖かくなる頃には、笑えるように、なれるように努めてみる。
いつも、ありがとう娘ちゃん。